【8月17日より受付開始！東京都家賃等支援給付金について】

2020.08.17: Blog

皆さんこんにちは、高島平の板橋区議、内田けんいちろうです。

8月17日より、東京都は新型コロナウイルス対策で事業者の家賃の一部を補助する給付金の申請受け付けを開始しました。

国の給付金の補助率が最大で家賃の3分の2ですが、こちらの都の給付金を合わせると4分の3になります。補助期間は国の6カ月に対して3カ月と短いものの、対象となる都内の事業者の皆様には是非チェックしていただきたいと思います。

1 東京都家賃等支援給付金とは
2 申請はどこから？申請書類の入手先
- 2.1 東京都家賃等支援給付金シュミレーション
- 2.2 既に国の審査が通っている人は簡単？
3 早速申請をされた方からの体験談
- 3.1 pdfでのアップロードは出来ないのか？
- 3.2 申請はオンラインのほうが良さそう※困ったらコールセンター有り※
4 板橋区、東京都、国の家賃支援が出揃いました。
- 4.1 申請期限等に、注意！
5 おわりに

東京都家賃等支援給付金とは

東京都はコロナ禍における都内事業者における家賃等の負担を軽減し、事業の継続を下支えするため、国の家賃支援給付金に独自の上乗せ給付（3 か月分）をすることになりました。

東京都家賃等支援給付金ポータルサイト
https://tokyoyachin.metro.tokyo.lg.jp/

注意点！まずは国の給付金を！

「東京都家賃等支援給付金」の申請には、国の「家賃支援給付金」の給付通知を受けていることが必要となります。まずは、国へ「家賃支援給付金」を申請し、国から給付通知を受けた後に、「東京都家賃等支援給付金」を申請してください！

また、都の給付金は都内の物件の家賃等を対象としており、都外の物件の家賃等は、対象となりませんのでご注意ください。

参考：家賃支援給付金ポータルサイト
https://yachin-shien.go.jp/

申請期間

申請についてはオンラインと郵送での申請を受け付けており、それぞれ下記のようになっています。

・オンライン申請

申請開始：令和２年８月１７日（月曜日）
申請期限：令和３年２月１５日（月曜日）２３時５９分まで

・郵送申請

申請開始：令和２年８月１７日（月曜日）
申請期限：令和３年２月１５日（月曜日）の消印有効

申請対象者について

今回の申請対象となる方は、「国の家賃支援給付金の給付通知を受けている、都内に本店又は支店等のある中小企業等又は個人事業主であること」となっています。ですから既に給付通知を受け取っている方は比較的スムーズに申請をすることが出来ると思います！

自分が対象になるかご不明な方は、まずは国の家賃支援給付金の申請から取り組んでいただければと思います。

国の家賃支援給付金については↓こちら↓の記事をご参照ください

【家賃支援給付金とその他の家賃助成を受ける時に注意すべきポイント】
https://kenichiro.jp/blog/1379/

申請はどこから？申請書類の入手先

申請はこちらのウェブサイトから行うことが出来ます。

東京都家賃等支援給付金ポータルサイト
https://tokyoyachin.metro.tokyo.lg.jp/

申請書類などもこちらからダウンロードが可能です。また、Q&A等、詳細はこちらをご確認ください。

東京都家賃等支援給付金シュミレーション

自分がいったいいくら給付出来るのか？算出することが出来るツールも公開されていました。よろしければ合わせてご確認ください。

個人事業主用
https://tokyoyachin.metro.tokyo.lg.jp/simulator/kojin.html

中小企業等用
https://tokyoyachin.metro.tokyo.lg.jp/simulator/kigyo.html

既に国の審査が通っている人は簡単？

申請には以下の書類が必要となります。（原則●は国に提出したものを再提出）

〇国の家賃支援給付金の給付通知書の写し（家賃支援給付金の振込のお知らせ）

〇申請書（様式第１号）※郵送の場合のみ必要※

〇誓約書（様式第２号）

●確定申告書別表１[控え]の写し（e-Taxによる申請の場合は、受信通知を添付）

●法人事業概況説明書[控え]の写し（表面のみ）
（確定申告書別表１[控え]及び法人事業概況説明書[控え]の写しが提出できない場合は、履歴事項全部証明書等の写し（中小企業等であることがわかる書類）を提出。）

●通帳の写し等、振込先口座及び口座名義人が確認できる書類
（口座名義人は申請者と同一であること。）

ということで、オンライン申請をされる方の場合、国の給付金申請時の申請番号があれば、新しく用意するものは誓約書くらいということになりますね。

早速申請をされた方からの体験談

早速、申請をされた方から、お話を聞かせていただきました。

こちらの方は既に国の「家賃支援給付金」の給付通知を受けている方でしたので、非常に簡単に申請が出来たとのことでした。

ただ気になったのが、申請時にpdfでアップロード出来なかったとのこと。

pdfでのアップロードは出来ないのか？

申請サイトのQ&Aを読んでいますと以下のような記載がありました。

・ファイルの種類について
–画像の容量は１ファイル10MBまでとなります。
–アップロード可能なファイルの拡張子は、jpg（jpeg含む）、png、PDFになります。
–なお、パスワードが設定されているファイルはアップロードできませんので、ご注意ください。

とのこと。もしかしたら、容量が大きかった、もしくはpdfにパスワードをかけられていたのかもしれません。

あと可能性があるとすれば、pdfファイルの拡張子がPDF（大文字）でなければ受け付けないのかもしれません。それが真実であればとんでもない設定ですが・・・、実際に自分で確認をすることが出来ない為、もし判明した方がいらっしゃったら教えていただければ幸いです。

申請はオンラインのほうが良さそう※困ったらコールセンター有り※

オンラインの申請サイトには、各事業者がそれぞれの申請の進捗状況を確認できる「マイページ」が設けられているため、オンライン申請の方が良さそうです。

しかし、オンライン申請が苦手な方の為に、郵送でも申請可能となっております。また、本給付金の申請に関する質問窓口として、コールセンターも開設されていますので、必要に応じてお問い合わせいただければと思います。

東京都家賃等支援給付金コールセンター

０３−６６２６−３３００

[受付時間] 午前９時から午後７時まで（土日祝日含む毎日、１１月以降は土日祝日・年末年始除く）

板橋区、東京都、国の家賃支援が出揃いました。

今回東京都の家賃支援が申請開始したことで、区・都・国と家賃支援が出揃ったことになります。それぞれブログ記事、You Tubeにて解説をしておりますので、よろしければ御覧ください。

国：【家賃支援給付金とその他の家賃助成を受ける時に注意すべきポイント】

板橋区：【板橋区内の中小企業に向け、家賃の一部を助成することになりました】

内田けんいちろう：You Tubeチャンネル

申請期限等に、注意！

それぞれ申請方法が異なりますのでお気をつけいただきたいと思います。

また、申請期限が異なっており、国は、令和3年1月15日まで。東京都は、令和3年2月15日まで。板橋区の家賃支援給付金申請書受付期間は「令和2年9月30日（水曜日）消印有効」までです。期限が近いのでお気をつけください。

おわりに

本日は、東京都家賃等支援給付金についてご紹介いたしました。今回の都の支援金が3ヶ月分というのは、財源を考慮してこのような判断になったのだと思います。

ただ、この支援給付金を受けているということは、申請基準でもあるように「直近1カ月の売り上げが前年同月比5割以上減少した事業者」ということになり、事業者の皆さんのおかれている状況も大変な事態ということになります。

事業をされている皆様方におかれましては、これらの制度を活用していただき、大変な時期を乗り越えていただきたいと思います。

活動報告

【8月17日より受付開始！東京都家賃等支援給付金について】