子育て8週目。助産師さん訪問と、その後の気づき

2025.09.17: 出産・育児

1 子育て8週目。助産師さん訪問を終えて
2 情報に振り回される難しさ
3 24時間体制からの一歩
4 今後に向けた課題と準備

子育て8週目。助産師さん訪問を終えて

今週は助産師さんの訪問がありました。これで一応の区切りとのこと。

娘は2か月を前にして体重も順調に増え、「大きくなりましたね」と言っていただけました。家族以外に成長を実感してもらえる存在がいることは、本当に心強く、親としてとてもありがたいことだと感じます。

そして余談ですが、このとき助産師さんに私が区議会議員であることが伝わってしまいました。隠していたわけではありませんが、あえて自分から話すこともしていませんでした。本音を言えば、肩書きなしで率直な現場の声を聞きたいと思っていたからです。妻を通じても色々と聞いていましたが、やはり直接伺えるお話には重みがあります。助産師さんの視点やニーズを、これからの板橋区の子育て環境づくりにつなげていきたいと思います。

情報に振り回される難しさ

子育てをしていると、毎日の出来事から得る情報がとても多くなります。その一方で、それを自分の中で整理しきれず、ジレンマに陥ることもあります。

たとえばK2シロップ。病院から処方された大切な薬で、数も限られているため、こぼさないように神経をすり減らして与えてきました。しかし娘が吐き戻すこともあり、そのたびに焦ってしまう。次回の通院までの量は足りているので、吐いてしまった場合はもう一本開けて与えればいいのですが、「大切なものを失ってしまった」という気持ちに支配されます。病院で相談すると「大丈夫ですよ」と言われて拍子抜けし、あれほど緊張していた自分に苦笑しました。

スマートフォンを開けば、様々な育児情報が簡単に入ってきます。確かに便利な時代です。しかし、それを正しく取捨選択できなければ、かえって不安や混乱を招くことも多いと実感します。

我が家では「全力を尽くす、ミスは許容する。しかし課題は必ず次に活かす」という姿勢を大事にしています。情報に流されるのではなく、自分たちの家庭に合う方法を見極めながら改善を積み重ねていく。それが子育てのストレスを和らげ、前に進む力になるのではないかと考えています。

24時間体制からの一歩

出産以来、我が家では「必ずどちらかが起きている」24時間体制をとってきました。高齢出産で初めての子どもという不安もあり、安心のためにこうした方法を選びました。周囲からは「無理しない方がいい」と言われるのですが、実際にやってみると意外と成り立ちます。同じように不安を抱える親御さんにとって、準備さえ整えば選択肢のひとつになり得ると感じています。

一方で、先日思い切って「娘が寝たいだけ寝てもらう」というチャレンジをしました。すると、6時間近く連続で眠ってくれたのです。生後1か月までは「3時間授乳」が基本とされていますが、2か月前になるとこうしたまとまった睡眠も成長の一つだと知りました。

これをきっかけに、育休後を見据えて「一緒に寝る練習」を始めてみようと考えています。もし長時間一緒に眠れるようになれば、24時間体制を手放す日も近づいているのかもしれません。

今後に向けた課題と準備

12月には夫婦で人間ドックを受ける予定があります。1年前に予約したもので、今さら日程を変えることはできません。当日の朝は早くから電車で移動しなければならず、娘をどうするかが課題です。おばあちゃんにお願いするにしても心配は尽きません。まだ3か月先のことですが、今から複数の選択肢を検討して備えていきたいと思います。

そして来週からは板橋区議会の本会議が始まります。育休中ではありますが、議決を伴う会議には全て出席する予定です。これまでのように夜明けまで起きている生活では対応できませんが、経験を通じて見えてきた課題を、しっかり区政に反映させていきたいと思っています。

子育てに「唯一の正解」はありません。

それでも、我が家なりに課題を見つけ、全力で向き合い、改善を重ねていく。その積み重ねが、最適な形を少しずつ形づくっていくのだと思います。

活動報告

子育て8週目。助産師さん訪問と、その後の気づき