【子育て13週目】生活リズムの安定と、「板橋パパ月間」セミナーで得た学び

娘が生まれて3ヶ月を迎えました👶

この3ヶ月で、我が家の生活はようやく落ち着きを見せ始めています。「何も起こらなければ大丈夫」という安定感が少しずつ生まれ、妻も一人での対応に自信をつけてきました。

一方で、新しい課題も見えてきました。ミルクの摂取量がやや減少傾向にあり、母乳中心へと切り替わっている影響もありそうです。

体重は1日あたり＋24g。標準の25〜30gにはわずかに届かないため、次回の小児科で相談予定です。

沐浴後すぐの授乳で吐き戻しがあったため、今後は時間を空けて対応する方針に。家庭内では「調べる→試す→共有する」を合言葉に、チームでの育児を続けています。

「板橋パパ月間」子育てセミナー実践編に参加して

同じ10月19日、板橋区男女参画課主催の「板橋パパ月間子育てセミナー実践編（オンライン）」に参加しました。

講師は、NPO法人ファザーリング・ジャパンの池田博久さん。4人の子どもの父であり、男性育休を3回取得した経験をもつ、まさに“パパ支援の専門家”です👨‍👧‍👦

印象的だったのは、池田さんのこの言葉。

「産褥期（出産後6〜8週間）は交通事故1回分のダメージです」

それほどまでに、出産は体に大きな影響を与える。だからこそ、家事や育児の分担以前に「休ませる環境づくり」が何より大切だと。

家電の買い替えや部屋の片付けも「家の整備も育児のうち」。産前のうちに暮らしの基盤を整えておくことが、妻の安心にもつながると改めて実感しました。

もう一つ心に残ったのは、

「抱っこは“質より量”」という言葉。

赤ちゃんは、“何をしたか”よりも“どれだけ触れ合ったか”を感じ取る。アイコンタクトやボディタッチで安心感を伝えること。おむつ替えや寝かしつけなど、日常の小さなケアをパパの得意分野にすることが信頼関係につながる——そんな実感のこもったメッセージでした。

この日の参加者は8名。まだお子さんが生まれていない“プレパパ”の方もいました。

2時間のオンライン講座は少し長いかもしれませんが、「産前パパの心構え」を学べる場があること自体が貴重です。

私自身、育児書で知っていた内容も多かったものの、リアルな経験談を通して学べる時間はやはり違う。区がこうした機会を継続して提供していることに、改めて意義を感じました。

印象的だった言葉をもう一つ。

「妻の愛情タンクに水を注げるのは夫だけです」

どれだけ家事や育児をしても、「ありがとう」「おつかれさま」といった言葉がなければ、心は満たされません。

毎日こどもに愛情を注ぐ妻に愛情を注いであげるのは旦那さんの役目。このメッセージは、家庭内の基本を思い出させてくれるものでした。

板橋区では毎年10月を「板橋パパ月間」として、男性の家事・育児参加を促す取組を行っています。また、セミナーだけでなく、児童館での親子イベントや、地域の交流企画も増えています。

今回のセミナーに参加してみて、オンラインはやはり参加しやすいと感じました。一方ではじめての方でも安心して発言できるようファシリテーター（進行役）の配置なども検討されるとより良いと感じました。

私も今回のセミナーが初参加でしたが、この経験を活かしてよりよい板橋区の事業になるよう区の担当者にお伝えしながら共に考えていきたいと思います。

セミナーを通して得た学びを、実践的な形でまとめました。

3ヶ月目を迎え、ようやく日々のペースが安定してきた我が家。その中で、「パパの学び」や「地域のつながり」が、家庭の支えになることを改めて感じました。

子育ては、正解があるようでない世界。けれど、こうして学び合い、語り合うことで“ヒント”が見えてくる。

これからも「家庭のリアル」と「地域の支援」をつなぎながら、“チーム育児”の実践を記録していきたいと思います🌱