【新しい顔ぶれでの常任委員会。令和2年6月9日都市建設委員会】

2020.06.10: 活動

こんにちは、高島平の内田けんいちろうです。

昨日より始まりました常任委員会は、委員長・副委員長・委員が入れ替わった新しい顔ぶれで開催されました。私が今年度、所属するのは都市建設委員会です。

都市建設委員会では、都市の計画・再開発、建築物や道路、河川、公園緑地及び下水道、まちの美化、交通安全に関わることを審議することになります。

1 令和2年6月9日都市建設委員会

令和2年6月9日都市建設委員会

昨日行われた都市建設委員会では、陳情３件（94号と101号は一括）、議案審査２件、報告事項１２件でした。６月の委員会は他の時期に比べて報告事項が多くなります。

開会宣告
理事者あいさつ
署名委員の指名
陳情審査
＜都市整備部関係＞
陳情第94号　都心低空飛行に反対する陳情
〃第101号　羽田空港増便による新ルートの運用を中止し、計画を見直すよう区が国に求めることに関する陳情
〃第103号　現在大山地区で進められている都市計画事業等について休止を求める陳情
議案審査
議案第48号　東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例
〃　第49号　東京都板橋区営小茂根一丁目住宅の指定管理者の指定について
報告事項
（1）専決処分の報告について（区道上の段差によるバイク転倒事故に関わる示談処理）
（2）令和元年度（平成31年度）東京都板橋区一般会計予算（土木費）の事故繰越について
（3）令和元年度（平成31年度）東京都板橋区一般会計予算（土木費）繰越明許費について
（4）主要生活道路拡幅事業（大谷口一丁目）の事業期間延伸について
（5）大谷口上町周辺地区地区計画の策定及び板橋区国道254号線（川越街道）A地区沿道地区計画の変更について
（6）板橋区老朽建築物等対策計画2025の見直しについて
（7）大山駅西地区地区計画等の変更について
（8）板橋駅西口周辺地区のまちづくりについて
（9）高島平地域都市再生実施計画に係る検討状況と今後の方向性について
（10）こども動物園草屋根の土砂流出について
（11）都市建設委員会関係補正予算概要について
（12）所管事務概要について
継続審査の申し出について
調査事件について
都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件
閉会宣告

陳情について

陳情第94号　都心低空飛行に反対する陳情
〃第101号　羽田空港増便による新ルートの運用を中止し、計画を見直すよう区が国に求めることに関する陳情

〃第103号　現在大山地区で進められている都市計画事業等について休止を求める陳情

陳情94,101号は、飛行機の音や落下物に対する不安があるために、現在の航路の中止をして欲しいというものでした。

本陳情は採択主張者が少数であったため、不採択となりました。

陳情103号は、大山地区で進められている都市計画事業について休止を求めるものでした。

本陳情は採択主張者が少数であったため、不採択となりました。

議案審査について

議案第48号　東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例
→建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律によって一部改正となるものでした。全員一致にて可決されました。

議案第49号　東京都板橋区営小茂根一丁目住宅の指定管理者の指定について
→今年の秋頃、完成する小茂根1丁目住宅の管理業務についての指定管理者の指定に関するものでした。全員一致にて可決されました。

羽田空港増便による新ルートの運用について

騒音・落下物・パイロットの技術についての不安があるというお声でした。

騒音に関しては、モニタリング調査の結果、これまで説明会で発表していた想定数値以内の結果であったということが報告されました。また、質疑の中で航空法を始めとした様々な厳しい基準を定め、出来る限りの安全策を講じているということがわかりました。

そもそも国際競争力強化、外国人旅行客の誘致、オリパラの円滑な開催を目標として羽田空港の機能強化をしてきたわけですが、コロナ禍において便数が減少しているのだから航路を見直すべきでは？というご意見がありました。

以下は、私の個人的な見解ですが。

確かにコロナウィルス感染症の影響により、利用客の減少が見込まれたことから便数は減少していました。しかし同時に、このコロナ禍において、日本は様々な分野で輸入に頼っていることが多いのだということも痛感しました。

マスクや消毒液、体温計の不足は非常に身近な事として感じましたし、様々な部品が中国製になっており電化製品や建築資材が確保できないという話も聞きました。これらの状況を鑑みても、国際競争力強化（物流強化）の為、機能強化は今後のグローバル社会に必要になってくるのだと思います。

とは言え、区民の方から不安だというお声が寄せられていることは真摯に受け止める必要があると思います。板橋区は、国に対し、騒音低減や安全対策に引き続き取り組んでもらうように働きかけてもらいたいと思います。

活動報告

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