【活発な議論、開かれた議会の為のルールをつくる】

こんにちは、高島平の内田けんいちろうです。本日は第5回議会のICT化及び情報公開検討部会でした。

1年間、議会で印刷される紙の枚数は約11万5千枚だそうです。ペーパーレス化もそうですが資料作成・配布のコスト削減も狙えます。また、資料を探す時間を減らすことで、より活発な議論に繋がると考えています。

第5回議会のICT化及び情報公開検討部会

議会にペーパーレス環境を導入しようとすれば、「情報の平等性」「セキュリティ」この２つを欠くことが出来ません。タブレット端末に慣れている人とそうでない人がいる状況で、不慣れな人が情報を得ることが難しくなり、差が出てきてしまってはならないからです。

それ故に、ハード（端末）、ソフト（ソフトウエア）だけでなく、使用ルールの細かなところまで議論して詰めていきます。その上で費用がかかる事ですから、利便性・安全性・費用とバランスをみて検討しています。

現在この検討部会では、議会ICT化をしてペーパーレスとスムーズかつ活発な議会にするということで検討していますが、今後は情報公開についても検討していくことになっています。

端末の進歩や情報発信手段の多様化により、「可能性」は広がっています。区民の皆さんに必要な情報は公開すべきですし、ひらかれた議会になるべきだと思います。

しかし、扱う内容によっては、個人情報が含まれるものもあり、それらは安易に公開出来ません。何でもオープンにすれば良いというわけでなく、守るべき情報とセキュリティには配慮をしなければなりません。

これらのことを慎重に考えつつ、時代にあった取り組みが出来るよう、引き続き検討部会でも発言して参ります。