先日、板橋区の児童館で行われた「パパと一緒にあそぼう!」というイベントに参加してきました。
きっかけは妻からの一言。
「児童館でこんなイベントやっているけど、行ってみない?」
実は、娘が生まれてから児童館に行くのは、これでまだ2回目です。
しかも今回は、タイトルからして“パパ”が前面に出ている企画。
正直に言うと、少しだけビビっていました。
初対面のお父さんたちと、もし歌ったり踊ったりすることになったらどうしよう……と。
議会で質問するより、こういう場の方が緊張することがあります(笑)
30数年ぶりの児童館
今回参加した児童館は、私自身が小学生の頃によく通っていた場所でもあります。
昔は、巨大なトランポリンがあったり、ドッジボールをしたり、かなり激しめの遊びができる場所でした。
漫画もたくさん置いてありました。
キン肉マンや、らんま1/2を初めて読んだのも、たしかこの児童館だったと思います。
そんな場所に、今度は父親として娘を連れて行く。
これはなかなか、しみじみするものがあります。
今の板橋区の児童館は、昔のような小学生の遊び場というより、乳幼児と保護者を支える場所としての役割が大きくなっています。
いざ参加してみると
会場には、6組ほどのご家族が参加されていました。
うちの娘は10か月。
参加していたお子さんの中には2か月の赤ちゃんもいて、娘もこの中では少しお姉さん側です。
「パパと一緒にあそぼう!」という企画ではありますが、ご夫婦で参加されているご家庭がほとんどでした。
かく言う私も、前日に妻へ、
「明日は一緒に行ってくれるんだよね?」
と確認していました。
パパのイベントに、パパが一番不安そうです。
布あそびと足形アート
最初は、赤ちゃんとの手遊びや布あそびから始まりました。
ひらひらした布を使って、赤ちゃんの反応を見ながら一緒に遊びます。
こういう遊びは、家でもできそうで、意外とやり方が分からないものです。
先生方が声をかけながら進めてくださるので、自然と親子で楽しむことができました。
その後は、子どもの足形を取って、シールで飾り付けをする制作の時間。
完成したものは、そのまま持ち帰ることができました。

妻が児童館に行くたびに、こうした作品を持ち帰ってきてくれることがあるのですが、あらためて自分で参加してみると、これは嬉しいですね。
ただ遊ぶだけでなく、家に帰ってからも思い出として残る。
人気があるのもよく分かります。
まさかのお父さん交流会
そして、ここからが今回一番印象に残った時間。児童館の先生から、こんな声がかかります。
「それでは、お父さんと赤ちゃんのグループになってください。お母さんはこちらへどうぞ」
私の心の中は、
「え、お母さん離れちゃうの……?」
という感じ。
娘ではなく、私の方が不安になっていました。笑
その後に行われたのは、お父さん同士の交流会です。
トークテーマがいくつか用意されていて、サイコロを振って、出たテーマについて話すというもの。
いわば、懐かしの「ごきげんよう」方式です。
初対面のお父さん同士で話すとなると、最初は少し構えてしまいます。
でも、始まってみるとまったく心配はいりませんでした。
みんな子育て中という共通点があります。
年齢も、仕事も、住んでいる場所も少しずつ違うと思いますが、赤ちゃんを抱っこしながら話していると、不思議とすぐに打ち解けることができました。
「妻のルーティーンを崩さない」
特に盛り上がったのが、「子育てで気をつけていること」というテーマでした。
私は、
「食事をあげている時やオムツを替えている時、つい無表情で“作業”みたいになってしまうことがあるので、できるだけ笑顔で話しかけるようにしています」
という話をしました。
すると、別のお父さんから、こんなお話がありました。
「妻には妻のルーティーンや時間割がある。仕事のない土日だけ育児に関わる自分が、そこで自分のやり方を出しすぎると、かえって迷惑になることもある。だから、できるだけ妻の流れを崩さないようにしている」
これには、その場にいたお父さんたちがかなり共感していました。
分かる。
ものすごく分かる。
子育ては、やる気だけで突っ込めばいいというものでもないんですよね。
平日ずっと子どもを見てくれている妻のペースがあって、そこにどう入っていくか。
これは、パパ側にとっても大事な視点だと感じました。
娘の成長を感じた時間
今回、娘が他のお子さんと触れ合っている様子をじっくり見ることができたのも、私にとっては大きな経験でした。
うちの娘は力が強いので、
- つかんだりしないかな
- 引っ張ったりしないかな
- お友だちをびっくりさせないかな
と、親としては少しヒヤヒヤ。
でも、こうやって少しずつ外の世界と関わっていくんだなと感じました。
家の中だけでは見られない表情があります。
他の赤ちゃんを見て、近づいて、反応して。
そういう一つひとつが、親としてはやっぱり嬉しいものです。
パパにも児童館、おすすめです

参加する前は少し緊張していましたが、終わってみれば本当に満足度の高いイベントでした。
児童館の先生方の進行もあたたかく、親子で遊べるだけでなく、保護者同士が自然につながれる時間にもなっていました。
特に、父親同士で子育てについて話す機会は、思っている以上に少ないです。
仕事の話や地域の話はあっても、オムツ替えや寝かしつけ、妻との役割分担について話す場は、なかなかありません。
そういう意味でも、今回のような企画はとても大切だと思います。
これだけ充実したイベントを行っている児童館には、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいです。
すでに活用されているご家庭も多いと思いますが、もし、まだお子さんと児童館に行ったことがないパパさんがいたら、ぜひ一度行ってみてください。
思っているより、ずっとあたたかい場所です。
そして私にとっては、30数年ぶりに訪れた懐かしの児童館が、とてもエモい場所でした。
子どもの頃に遊んだ場所へ、今度は父親として娘と行く。
板橋で育ち、板橋で子育てをする中で、こういう瞬間に出会えるのは、やっぱり嬉しいですね。