平成30年度板橋区総合防災訓練が行われました。

こんにちは、高島平の内田けんいちろうです。

平成31年3月10日（日）本日は徳丸ヶ原公園野球場（高島平8-24）で行われた、高島平地区の板橋区総合防災訓練に参加しました。

総合防災訓練

徳丸ヶ原公園の野球場には高島平、西台、新河岸、三園の各町会の方々、一般参加の方々が集まり、300名を超える人が防災訓練に参加しました。

訓練内容は４つ。

①救助訓練　②初期消火訓練　③放水訓練　④救援物資の支給

時間の関係上、用意された全ての項目を学ぶことは出来ないので、毎年入れ替わりで訓練内容を変えています。

私が教えていただいたのは、以下３つ。

見えづらいですが、竹の棒と毛布を使い、簡易担架を作り救助訓練。

自分の家に毛布はあるけれど、竹の棒やその代りになるものは自宅に無いかもしれない。と訓練を受けながら考えてしまいました。。。

続いてこちらでは、倒壊した家具などを想定して木材をチェーンソーで切断する訓練。

「チェーンソーなんてうちにはないよ！」と思うでしょうが、有事の際に消防隊員の皆さんが出払ってしまい救助することが出来ない状況でも、「消防署に道具はある。」という状況があるそうです。

その場合、消防署の道具を借りて救助をすることが出来るので、今、訓練を受ける必要があるのです。まさしく、非常時に求められている、自助・共助の考え方です。

続いては消火器の使い方訓練。注意点は「黄色いピンを最初に抜いはダメ！」ということ。

ピンは消火器のロックになっており、抜いた状態でレバーを持ってしまうと消火剤が噴射してしまいます。そうして火元へ行く前に、全て噴射してしまうケースが多いそうです。

火元で噴射するまで、黄色いピンを抜いてはダメ！噴射する先は火の根本！忘れずに覚えておこうと思います。

こちらは放水訓練。大迫力。

私は、体験することはできませんでしたが、煙体験ハウスがありました。

東日本大震災から8年が経ちました。そして、熊本地震や豪雨災害など、災害が続いている日本ですが、災害発生直後、住民同士による助け合いによって多くの命が救われています。

災害時における自助・共助は非常に重要です。しかし、若い世代の方を町会・自治会などでお見かけすることは少ないのも事実です。

自分の命はもちろん、家族、そして地域の人々の命を守ることに繋がることです、積極的に参加してほしいなと思います。

同時に「どうやったら、皆さんが地域活動に参加したくなるか？」を考えていきたいと思います。