【新型コロナウイルスに関連した現状と区内の対策（問合せとマスクに関して）】

2020.03.29: 活動

こんにちは、高島平の内田けんいちろうです。

外出自粛という状況で不安がつのる日曜日、先が見えない事で不安な状況ではありますが、本日は区内の問い合わせ先とマスクについて現状をお伝えします。

1 はじめに（ご質問等について）
2 新型コロナウイルス感染症が心配なとき
3 マスク不足について
4 現状と今後の対策について、思うところ
- 4.1 マスクが足りないことによる気付き
- 4.2 環境の変化と、未来への前向きな対応

はじめに（ご質問等について）

現在、板橋区は健康危機管理対策本部を設置し、板橋区議会としても震災や風水害に備えて令和元年12月に策定した「板橋区議会災害対応ガイドライン」に準じた対応を行っています。

議員から執行機関への意見・要望、問合せについては、議員が個々に問合せを行うことで、執行機関の新型コロナウイルスへの迅速な対応に影響を与えかねないため、緊急の場合を除いて、新型コロナウイルスに関する執行機関の問合せは、区議会事務局で集約し、該当する所管課に持ち込むことになっています。（なお、特定の患者に関する問合せには対応していません。また、問い合わせに関する執行機関からの個別の回答は求めず、回答はFAQ形式でまとめて周知されることになっています）

ということで、公表されていない板橋区の対応内容については、我々、板橋区議が問い合わせを行っている状況ですので、ご不明点等ございましたらメール等でご連絡ください。また、自由民主党として区-都-国と連携体制を取っておりますので、区民の方からの国や都についてのお問い合わせについては私の方で集約し伝えてまいりますのでメール等でご連絡ください。

新型コロナウイルス感染症が心配なとき

出典：東京都福祉保健局　https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/coronasodan.html

この中で、「新型コロナ受診相談窓口　平日（日中）各保健所」と書かれているところは、板橋区の場合「予防対策課03-6905-6367」になります。

該当のウェブサイトはこちらになります。

月曜日から金曜日（午前8時30分から午後5時）
「板橋区保健所内相談専用電話」　電話03-6905-6367

月曜日から金曜日（午後5時から翌午前9時）,土曜日、日曜日、祝日（終日）
「都・特別区・八王子市・町田市合同電話相談センター」電話03-5320-4592

先日、保健所からの情報ですと日中、100件程度の電話が入るとのことでしたが、現在の状況を鑑みると週明けは繋がりづらい状況になるかもしれません。

マスク不足について

マスク不足が心配されていますが、各省庁の機関が保有するマスク250万枚は自治体などを経由して、必要な医療機関に優先配布されることになっています。

板橋区も既に区保有分と都からのものを併せて医療機関へ配布したとの報告を受けております。また、増産と輸入により国が買い上げた分も優先配布を行っていくそうです。なんとしても医療崩壊は防がねばなりません。

しかし、一般的にまだマスクを購入することが出来ない状況です。

2018年のデータと照らし合わせると43億枚／年（3.6億枚／月）の需要があったのに対して、国内生産0.9億枚／月＋海外生産2.6億枚／月の供給があったそうです。このように多くを海外生産に頼っている状況で、中国からの輸入が停滞したことで、現在のようにマスク不足に陥ったということが現状だそうです。

現在、国内生産量を増産・輸入回復に取り組むことにより、例年以上の6億枚超え／月を確保することを目標としているとのことですので、多少時間は掛かってしまうかもしれませんが解決に向かっていくのではないかと考えています。

現状と今後の対策について、思うところ

下村博文事務所を通じて頂いた資料を読み込んでいます。コロナの影響は生活面、経済面、多岐にわたります。切り口によってそれぞれ問題がありますし、それぞれに適切に対応をすることが求められています。

求められているのはスピード感のある対応だと思っております。「長期的に見れば経済が落ち込んでしまうことは問題であり、消費喚起を行うことは大切。」という考え方も間違いでは無いと思いますが、自粛要請を行いながら消費喚起を行うというのには少々矛盾が生じていると感じています。

現段階においては、まず国民の命と暮らしを守ることが大切だと考え、

新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぎ、医療崩壊を回避
国民の生活を保障
雇用を守る、中小企業を守る

その後に需要喚起をしていく二段構えで対応していくのが良いのではないかと考えています。

マスクが足りないことによる気付き

今回、マスクが足りなくなったことで「国内製造されない事のデメリット」が表面化されてきました。小学生が社会科の授業で習うような話ですが、輸入に頼ることでいざというときに困るという食料自給率の話が思い出されます。

そんな中で、シャープがマスクを製造しはじめたということが話題になっていました。

https://corporate.jp.sharp/news/200324-a.html?_ga=2.171375584.1734011602.1585469948-587610140.1585469948

生産量は当初約15万枚/日で、50万枚/日への増産を目指すとのことです。暗くなってしまいそうな状況で、少しだけ明るいニュースです。

環境の変化と、未来への前向きな対応

また、職場でも大きな変化があったのではないでしょうか、これまではなかなか進まなかった時差通勤や在宅ワーク、テレカンが利用されるようになったとの話もよく聞きます。その他、ネットを利用した様々なサービスにより働き方改革が大きく進んでいるように感じています。

一時的にテレカンを導入するための設備が足りない状況も生まれているようですが、これはすぐに解決されるでしょうし、導入された後の世の中はスタンダードになっていくでしょう。

環境が変われば、新たなニーズが生まれ、それに応じた経済活動が生まれます。

命を守る対策と、経済の対策を分けてその時期に応じた対策を早急にすることが必要だと考えます。

現在、経済対策に関する情報をまとめている最中ですので、そちらは次回お届けします。

活動報告

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